マリーのヒーラー隠し生活

縁があり選ばれた人しか 会えない

小さな鳥の命 助ける少年

夕方 6時過ぎ
実家からの帰り道での事
反対車線の車が
大きく こちら側の車線に入りながら
何やら避けているみたい
何かの死骸でも あるのかな…



黒い物体が道路の真ん中に…
それをかばうように
必死に 車を誘導している
小学4年生ぐらいの少年

『 あっカラスのヒナっ うずくまって 動けないんだっ 』

少年の顔は必死だった
手には大きめな葉っぱを持っていた

『この子、葉っぱでカラスのヒナを抱えようとしてるっ』

とっさに 私は
反対車線から タオルを
少年に投げた
『これ使いな!』
『有り難うございます!』
私には これぐらいの事しか出来なかった

気になりながら
家に着き、しばらくしたら

何やら 子供の声が…

『カラスのヒナがぁ』
何と 近所の お子さんだったっとは


少年は ご両親に説得し
今夜は 世話をする事になったみたい
※興奮して声が大きくなってたので聞こえちゃう(笑)

暫くして
夜道を パタパタ走っていく 少年の姿を見かけたので
声をかけてみました

『カラスのヒナどうなった?

『え?何でしってるんですか?? 』

『タオル投げたの私なのよごめんなさいね…あの時あんな事しか出来なくて』

少年と話していたら、ご両親が 外に出てこられました

『子供から話を聞きました!タオル有り難うございます』とっ

ご両親に
私が見て 感じたことも伝えました

少年は 他の大人からこう 言われたんです

『早く(カラスのヒナ)どかせろ!』

と…

それを 聞いた 私と少年のご両親は
唖然としました


『大人が何て事を…道路のヒナを子供に退かせろだなんて!』

私は少年に
『貴方は素晴らしいことをしたのよ小さな命、よく助けたわね』

と 伝えました


冷静に考えれば
本当は危険なこと!

小さな体で 大人が運転する 道へ出るんですから それを 見て見ぬふりをする 大人が 情けない…

勇気ある少年に拍手です