マリーのヒーラー隠し生活

縁があり選ばれた人しか 会えない

§心の病気 中期~§

無表情の私

ただ 毎日 旦那さんの夕飯のみ 作るだけ


寝る時は
天井の一点を まばたきを ほとんどせず
見つめるだけ


頭の中は 意識があるのです

やっている事
わかるのに それが止めれない


彼は 腫れ物を触るかのように
なってきました

自分でも『おかしい』と気付き実家に帰ろうと
車のエンジンをかけた時……

エンジンがかからない……
彼が車をいじっていたんです

問い詰めたら
『私が実家に帰るのを阻止したかった』と…

パニックになった私は

『 この人にやられる』
と 思い

部屋にあった 全ての包丁を 持ち出し

自転車で わけわからず 走っていました


彼が探し 私を見つけた時

私はわけわからなくなり笑って ました

ただ 笑う

限界を越えた時
『狂う』のです


帰ってから 部屋をメチクャにし 散らかし
わめき…

それでも おさえれない
心…


彼は 抱きしめる事など
一度もなかった

ただ 見ていた

虚しい… 虚しい…
悲しい 悔しい
その感情のみ

次の日
彼に車をなおさせ
実家に 帰った